島原巡り+α (その2)

前回(島原巡り+α(その1))の続きです。

すったもんだあって、なんとかフェリーに乗船し、いよいよ島原上陸です。

船での移動中に、お昼ご飯はどこで食べるか検討。

海鮮丼を食べることは決定しててどこのお店で食べるか。

いろいろ検討した結果、島原市の平野鮮魚で海鮮丼食べようということに。

 

※平野鮮魚(食べログ)

 

こちらのお店、港に面して、眺望抜群。

テラス席も多数あって、港の潮風を感じながらの食事ってのもアリ。

ただ、自分たちが行った日は、外に出る気を完全に打ち殺すほどのえげつない猛暑日!

おとなしく店内で食事をすることに。それでも窓から見える港の景色は素晴らしかった!

 

注文したのは一番人気の海鮮丼。

これがまたうまい!うまいだけじゃなくて安い!

「ごはん大盛にしましょうか?」という店員さんからの、悪魔のささやきを受けるも、心を鬼にして遠慮し正解。

普通盛でもボリューム的に十二分に満足できるものでした。

ただし、こちらの店舗、営業時間が午前11時~午後2時30分(OS午後2時15分)と、ランチ時間限定オープン。

行かれる際は、十分ご注意ください。

ホント、美味しかったぁ

 

身も心も胃袋も満たされ、次に向かうは当然デザート。

ついに第一の目的である「かんざらし」です。

向かったお店は「しまばら水屋敷」という、島原市万町のアーケード内にあるお店です。

 

※しまばら水屋敷HP

 

私は初めて食する「かんざらし」。

島原市の城下町近辺はいろんなところから湧き水が湧き出しているようで、その辺の水路を流れている水ですら、ものすごい水量でものすごくきれいなのです。

そんなきれいな湧き水で作った「かんざらし」。白玉を特性の蜜で絡めた昔ながらの甘味が、ホント、美味しいんだそうです。

 

私たちが向かった「しまばら水屋敷」というお店、

万町のアーケードの中にありながら、風情溢れる建物と敷地内にある大きな池が特徴的な、そこだけ時間がゆっくり流れているような素敵なお店です。

私は「かんざらし 抹茶セット」、相方は「かんざらし コーヒーセット」を注文。

 

届くまでの間、庭のきれいな池と、ゆっくりと流れる時間を堪能。

 

この池のものすごく透明度の高い水の中では魚(ハヤ)が泳いでて、そのハヤは人が入れたものではなくて天然のもだそうです。

池の水は池の奥の岩の下から滾々と湧き出ているらしく(毎秒50リットル!)、常にこの透明度を保てているようです。

アメンボやそよぐ風が作る水面の波が消えれば魚が宙に浮いてるような写真が撮れるんだろうなぁと感じるほどでした。

そんなこんなしているうちに、届きました「かんざらし」♪

 

初めて食べる「かんざらし」はとてもやさしい甘さの、夏にぴったりの素敵な甘味でした。

「かんざらし」が美味しかったのは当たり前として、感動したのが相方が注文したコーヒーのおいしさ!!

深ぁ~い味わいと、スーッと抜けるようなコーヒーの香り、それに加わったやさしい苦みが、かんざらしの優しい甘さとベストマッチ。

しかも抹茶も、コーヒーも共通して氷はちゃんとドリンクごとに作ったものでした。

抹茶には抹茶氷、コーヒーにはコーヒー氷を使用。

真夏に最高の組み合わせ。ホント、美味しくいただきました。

 

食後は魚の餌(有料)をばらまいて、庭の魚と交流してからの退散。

ホント素敵なお店でした。

 

胃袋を散々満たしたので、ちょっとは歩こうということで、雲仙温泉に向け出発

 

ここからしばらく、雲仙での行程では写真は無いのですが、

雲仙温泉の地獄めぐりで縦横無尽に歩き回り、

猛暑と自前の皮下脂肪のダブルパンチも相まって

ものすっごい汗をかきまくりました(;^_^A

※雲仙温泉観光協会HP

場所によっては、木製の歩道の隙間から蒸気が噴出していて、その上を歩くことで、

セイロ蒸の中の気分を少しだけ味わったり、泥火山の愛らしい雰囲気にほっこりしたり、

全身に硫黄の香りをまとって車の中が硫黄に満たされたりと、色々とありましたが、

まぁ、有名な観光地ですし、ネットで調べていただければ山ほど画像が出てきますので、

そちらでお楽しみください(笑)

 

汗をかいた後は、いよいよ第二の目的。どこかの温泉に向かいます。

どこに行くか全く決めてなかったのですが、雲仙地獄にほど近く、行ったことのない温泉ということで、

小地獄温泉に決定。

※小地獄温泉

白濁のお湯で、もちろん源泉かけ流し。酸性のお湯が身体を芯から温めてくれます。

しっかり温まったら、エアコンのきいた休憩所で疲れを癒します。

このお湯、全身しっとりサラッサラになって、さっきまで汗でべたついた身体が一気にさわやかになってくれます。

めっちゃ気持ちよかったぁ!

 

地獄めぐり中に買わなかった温泉卵がここでも売ってたので、小地獄温泉で購入。

最後の一個との事で相方と二等分することに。

すっげーアッツ熱の卵の殻をアチアチ言いながら剥き、火傷するかと思いながら素手で二等分にしてパクリ。

黄身にしっかりとした風味の利いた間違いないおいしさでした。

 

全てにおいて満足できる、また雲仙に来ることがあれば是非ともリピートしたい温泉でした!

 

温泉上がりに、次の目的地に関して話し合い。

「嬉野の温泉とうふ」久しぶりに食べたいねぇという相方の言葉に賛同。

移動時間を計算すると嬉野到着は19時過ぎになると予想。

晩御飯にはちょうど良いじゃんと言うことで、雲仙を離脱!

ひとっぷろ浴びたことで、気分も一新、次の目的地へ!

 

雲仙を下山ドライブ途中、相方が「じゃがちゃんたべたい」と、何か不思議な言葉を口にし始めた。

「じゃがちゃん?」

相方曰く、次の目的地までのルート上に「じゃがちゃん」とやらを販売している店があるのでそこに寄りたい、食べればわかる。とのこと。

私が陰で「グルメ番長」と呼んでいる相方が言うことに間違いは無いと信じて「じゃがちゃん」を寄り道ポイントに設定し、目指すことに。(^^;)

 

17時30分ごろ目の前に白い建物が見え始める。

「ぁ、あれあれ!あそこ!」相方が指さしてる。

どうやら到着したようだ。

駐車場に止めて、「じゃがちゃん」と書いてある看板に向かってダッシュ。

と、、、、

お店の前に「本日販売終了」の文字が、、、、(○_○)。。。

中には店員さんがいる、、、、きっと販売終了直後だったんだ。。。。

と、しばらく二人して呆然としていると、突然目の前に店員さんが現れて、

「串二本分しかないけど、ちょっと形が悪いけど、それでも良ければ」

神降臨!!!!!

首をちぎれんばかりに縦に振る自分と相方。

軽く笑いながら準備してくれる店員さん。

お金を準備してると、、、、、

 

この先、神がさらに神々しく輝くような事を自然な笑顔で言ってくれて、

私と相方さらに感動!!!

 

ただ、この言葉、私たちの中だけで留めておきたいので、ここでは割愛♪

ご了承くださいm(_ _)m

 

でもって、「じゃがちゃん」。島原のこの地区の名産のジャガイモを特製の生地で薄く包んで揚げたもの。

これがとってもおいしく、小腹がすいた時のおやつに最適。さらにいろんなアレンジをして、

色々な楽しみ方があるとの事。

次回は時間に余裕をもって再訪確定です♪

※千々石観光センター名物じゃがちゃん

 

それにしても、今回の道中、最後の一台、最後の一個など、ギリギリのラインを渡ってる気がする(^^;)

 

少しずつ日も陰り始めてきたので、さっさと嬉野に向けて再出発です!

 

今回はここまで、続きは、次回。。。。

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